2016年11月7日月曜日

夕月と夕焼け富士山


2016年11月5日(土)
出荷を終え、田んぼへ寄り道。

もう陽は降りてしまったが、

夕月と夕焼け富士が目を見張るほどの素晴らしさだ!

心地良いけだるさが身を覆うも、

全てが吹き飛ぶほどの絶景。

何と素敵な光景であろうか・・・。

この田んぼがいつまでもいつまでも、

ずぅ~と、ここにありますように。

今日の素晴らしい一日をありがとう!

By M.H

2016年11月6日日曜日

”湘南タゲリ米”まもなくお手元に!


2016115日(土)



 季節は一気に移ろい今日は小春日和! 丹精込めた”湘南タゲリ米”まもなくお手元に!
 御購入者の皆様三翠会代表の鈴木國臣と申します。  
茅ケ崎は西久保の湘南タゲリ米の里でレンゲ草の咲く田んぼを耕し、種蒔ー代掻きー田植えー草取りー中干穴刈りーそして収穫(稲刈りー脱穀―籾摺り)そして迎えた最後の精米したてのタゲリ米の出荷を迎えました。生産者と共に三翠会員も泥にまみれ草にまみれ藁、籾にまみれ。
 今日は丹精込めたその仕上がったタゲリ米に囲まれ晴れの出荷を迎えることが出来ました。 三翠会の活動の中でもタゲリ米PJは大きなプロジェクトですが、これもひとえにこの活動をご理解頂きご支援いただくご購入者はじめお仲間のみなさんのおかげで16回目の晴れの日を迎えることが出来ました。 勿論生産農家はじめ共に活動してきた会員、地域の方、行政や各団体のご支援で新たな商品も生まれました。多くのマスメディアの方からの広報もありました。そして何よりこの地で共に育ち営んできた多くの生き物仲間たちにも感謝です。  
 川、水路、土手、草地、畦道、田んぼ、そして空 そこここで子供たちと見つけ遊んだ生き物たち。新たな発見もありました。ともに仲間として一緒に暮らすことが出来ました。都市化の中の小さな里ですが共々ここを大切にそして誇りをもって護りこれからも皆様の期待を裏切らないよう成長していきたいと思います。頑張ります。
 稲作はお天道様とのお付き合い、今年は決して順調ではありませんでした。長雨で延びる収穫作業に悩みました。 「オイ!雲行き怪しいで!おめーたち!あしたはやんのかよ(稲刈り)?どっちに掛ける?俺は待てねえやるぜょ!」素人にわか百姓の会員と指導農家のこんな会話もありました。この不順な気候の中地域では数少ない一等米農家も出ました。やはりいつも大事に手塩にかけて育ててきた方のお米でした。
 その他思わぬ嬉しいことも。今日の出荷作業には東西代表して大学生が応援に駆けつけてくれました。目的は卒論研究の一環でしたがなんと二人とも生き物ブランド米にテーマを絞り調べていて我が湘南タゲリ米に偶然か?たどり付いたと云うではありませんか!これからを背負う若者たちに選ばれて嬉しく思います。 だいぶヒアリングも体験もしましたが、まだまだ調べたいことがあるそうです。また来るのでしょう。 研究熱心な東のK女学院大生と西のK大生の東西そして男女対決です。さて軍配は? どちらでもこの里にとっては嬉しいことです。軍配両手であげましょう!  長々のご挨拶になりましたが。今後ともご支援ご指導をよろしくお願いいたします。

出荷箱詰を終えて集合写真
小春日和の今日みんなで晴れの日を迎え集荷宅配トラックを待つ間に集合写真を撮る。佳い日より。良い仲間と。佳き若者を迎えて。タゲリ米PJリーダーの指示のもとしっかり仕事完成し良い笑顔です!
作業開始にあたり代表挨拶、続いて樋口プロジェクトリーダーの作業手順を聞く会員と研修生
精米店に積み上げられたタゲリ米の袋
手順に従い箱入れをする。
タゲリ米本体、休耕た復活御礼でつけるおまけの糯米小パック、注文による同封黒米セット、今年の活動を掲載したタゲリ米通信など注文種類ごとに箱入れしていく。




text by K.Suzuki
photo by M.H




2016年10月10日月曜日

田んぼは、今日も稲刈り、架け干し、 花も蝶も鳥もいる風景


2016年10月9日(日)
今日は午前中雨、午後から曇り空。

西久保田んぼでは、今日も稲刈り・架け干しが行われてしました。
各農家さん、皆頑張っています。
今日はチョウがよく目に留まりました。
                     キチョウ
                      モンキチョウ

                     ウラナミシジミ
などなど・・・。
皆ひらひらと優雅に舞っていました。
雨の止んだひと時を楽しむように・・・・。


またモズ2羽が、田んぼを所狭しと飛び廻っていました。
良く見ると雌雄ですね。
この時期、雌雄といえども生きるために縄張り争いをしているのだそうです。

架け干しなどの高いところに留まっては、田んぼの地に降り、餌を獲ってはまた、
高いところに留まるを繰り返していました。
高鳴きをしているので、直ぐに居場所が分かります。
                                                               モズ オス


                        モズ メス


秋を実感します!
By M.H








寒露





108日(土)は、寒露。
寒露 (かんろ)  10/8頃 九月節 太陽視黄経 195 度 
陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也(暦便覧)冷たい露の結ぶ頃。秋もいよいよ本番。菊の花が咲き始め、山の木々の葉は紅葉の準備に入る。稲刈りもそろそろ終わる時期である(こよみのページより)。

好天が続かず、西久保田んぼ農家のみなさんは、ご苦労を重ねています。この日も早朝から雨。それでも刈り取った稲をご家族で雨具を身に着け架け干し作業の農家さんがいらっしゃいました。ご苦労様です。お体には充分にご留意ください。
ビオ池に目を転じてみると、サギが3羽。どうやらダイサギが1羽、コサギが2羽のようです。ビオ池には、オタマジャクシ(おそらくウシガエルのオタマと思われる)などが見られるので、それらを狙ってきている様子。
小出川では、早くもオオバンが飛来していました。
日中は、会議。
夕刻5時過ぎ、晴れた夕日を期待して田んぼに行って見ましたが、太陽は厚い雲で覆われていました。それでも、月齢7.1の月が空にくっきりと。明日からの好天に期待して・・・。
By M.H
 



タゲリ米田 稲刈ラッシュ!


2016年10月2日(日)

朝は曇っていたものの徐々に天気が回復、気温も上昇。

一日限りの好天かと思っていたところ、

昼下がり、「青空稲刈ラッシュです。黄金色今でしょです。!」と、

鈴木代表からのショートメール。






バタバタと片付け物をして慌てて行って見ると、

既にコンバイン(稲刈~脱穀までのマシーン)5~6台は、終了した後でしたが・・・。

鈴木代表は試案を続け、本日の稲刈りを決断、架け干し。



小西さん(三翠会農業指導者)田は、既に架け干し済で本日、脱穀を決断。

小出川に親しむ会さんは、鈴木代表から動力(耕耘機)と脱穀機を借りての予定脱穀。

 






空も空気も薄いベールのように水分を含んでかすみがかっていますが、

今日がそれぞれの農家さんにとって、貴重なチャンスの日となったようです。

どの農家さんもご家族総出です。

 



今年ちょっとした話題を呼んだ「八十」と植えられた田んぼの稲刈りはまだのようです。

以上、稲刈・架け干し・脱穀速報でした。

 

By M.H

2016年9月18日日曜日

秋のタゲリ米の里観察会 2016


2016917日(土)

秋のタゲリ米の里観察会が、開催されました。

天候が危ぶまれましたが、

おかげさまで汗ばむほどの好天に恵まれました。







 

小出川では、カルガモをじっくり観察。



 

更に、ゴイサギ(成鳥)とゴイサギの幼鳥(ホシゴイ)を

ゆっくり観察することが出来ました。

ゴイサギの名は、「天皇の命によって捕らえようとすると、

素直に従ったので「五位(ゴイ)」を授けられたという故事に由来する。」との

樋口リーダーの説明に、「へぇ~本当?~」と皆感心やら笑やら・・・

和やかに観察は進みました。

 

参加者から「あっコガモがいるっ!」の声。

コガモが早くもやって来ていました。

まだエクリプスのようです。

当地では、今季初見です。

みなさん、見つけるのが早い上手い。

 

平岩三翠会会員による投網を観察。

ニゴイやボラ、モツゴなど結構獲れましたね。




 

タゲリ米田に入り、ビオ池を観察。



トンボ達が上空をパトロール。

ギンヤンマの雌雄がやって来て、
池に産卵を始めていました。


 

魚道の説明もみなさん熱心に聞き入っていました。


 

終盤に、田圃の防鳥ネットの上に上手に乗っている

チュウサギを観察。

みなさん驚かせて飛び立たないよう

静かに上手く通り抜けました。


 

最後は西久保自治会館で鳥合わせ。


 

総勢33名のみなさんにご参加いただきました。

大変お疲れ様でした。

生態系豊かなタゲリ米の里の一端でしたが、

楽しんでいただけたでしょうか。

ご参加、ありがとうございました。

 

そしてこれから収穫の始まる「タゲリ米」のご購入を

今年もよろしくお願い致します。

 

※鳥合わせ

カルガモ、コガモ、キジバト、バン、トビ、カワセミ、コゲラ(声)、チョウゲンボウ、

モズ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、シジュウカラ、ツバメ、メジロ、セッカ、ムクドリ、

スズメ、カワラヒワ、ハクセキレイ、ダイザギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、ゴイサギ、

(ドバト)

 

By M.H