2013年9月29日日曜日

黒米稲刈・架け干し、共同田脱穀 午後から

2013年9月28日(土)午後
(私は、午後からの参加でした。)

黒米田の稲刈からのスタートでした。

 
 

 稲刈り初体験の人!   は~い!      それでは、やってみましょう!
 
 

 ほかにやってみたい人!  やらせてほらおうかなぁ!
 
 

  
稲刈りが終了すると、稲架(はざかけ;架け干し;天日干し)作業に入ります。
まずパイプの組み立てからです。ただ立てれば良いというものではありません。パイプ一つ一つに組み立てる順番があります。 



 
  
稲架のパイプ組み立てが完了した後は、稲をかけます。


 


 
稲架が終了すれば、防鳥糸張りです。
細い糸を稲架の周囲に張り巡らし、スズメなどのついばみを防ぐために行われる作業なのですが、最近では、カルガモがやってきて、下から穂を引っ張りズルズルと芋づる式に穂が抜き取るそうです。かれらもなかなか頭が良いですねぇ。 


 
 
田には、たくさんの落穂があり、籾もあります。それらを狙って鳥たちがたくさん寄ってきます。ドバトもやってきました。

 
 黒米田の稲刈・稲架と同時進行で、午前中にやり残した共同田の脱穀作業を行いました。
三翠会農業指導者の小西さんが、ハーベスター(脱穀機)を持って参戦!ぐんぐん作業が進んでいきます。
 
 

 
脱穀の後は、残った稲藁を10束セットで、縛り上げます。

束ねた稲藁は、田んぼの端に積み上げられます。
畑の堆肥にもってこいなので、市民家庭菜園からのオファーが後を絶ちません。あっという間になくなります。
 
 
そんなこんなで、やっと作業は終了です。田んぼ(共同田)は、すっきりとしました。


黒米田も稲架まで終了です。
 
内緒ですが、今年のタゲリ米のおまけ(稲穂)もこの時に綺麗に取り込まれました。
 
 
脱穀され収穫された籾は、籾摺り作業へと移ります。
普段使わない筋肉が痛いのですが、とっても気持ちの良い汗をかきました。今夜の一献が楽しみであります。
 
 
<作業の合間に見かけた昆虫たち>

アオモンイトトンボ
(当地にはほかに、似た種類のアジアイトトンボも見られます。)


ウスイロササキリ
(写真中央に居ます。ひこばえと同化してますね。
かくれんぼが上手な昆虫です。人間が寄っていくと葉の裏側に隠れます。)
 

カマキリ
(こちらもよく見ないとわかりませんね。)
 

コバネイナゴ
(いつも稲穂と一緒(稲架された穂につかまってどんどん登って行きました)です。)
 
 
ナツアカネ(と思われます)
(稲刈り直前まで、止まって名残惜しそうでした。)
 
 
作業が終わって、ちょっと雲がかかってきましたが、とっても綺麗でしたので、夕日を撮りました。

 
向かって右手に富士山の頭が見えてます。

沈んだ直後です。何とも幻想的ですね。
また明日も良い日でありますように!
 
text&photo by M.Hirata  

脱穀(共同田)

2013年9月28日(土) タゲリ米の里にある三翠会共田で清々しい秋晴れの空の下、脱穀作業が行われました。

脱穀は稲穂からモミ米(モミ殻付の玄米)を採る作業です。共同田では先週稲刈りをして、ハ掛け(稲の物干し竿に刈った稲をぶら下げる)をしてあります。今週までに若干の雨がありましたが、脱穀にちょうど良い含水量となりましたので脱穀のステップに進むことができました。

脱穀そのものは脱穀機に掛けの稲束を放り込めばモミ米が自動的にモミ袋に入ってくれますので単純ですが、副産物の稲藁が出ます。稲藁は今でも使い道が多く、大事にとっておいて後で使うため10束程度ごとにさらに束ねて回収していきます。さらに20kgくらいあるモミ米袋を運ぶ作業も人力です。そののハザ掛け道具一式(重いのです)も片づけなければいけません。これら人力作業は慣れない都会人にはハードワークなんです。

ということで、さあやるぞ~と気合をいれないといけません。その代りの記念撮影。この時点で総勢はこのメンバーに小生(Hiraiwa)、その後加わった3名の10名でした。




その後順番に脱穀機に稲わらを放り込んでいきました。全員やった証拠写真。本当はこのあとの事後作業が大変でしたが、そこはご想像にお任せします。







途中で脱穀機が故障しました。どうなるかと思いましたがが、メンテ専門家を呼び1時間くらいで復帰。作業員の私たちは一服し、ちょうど良い休憩でした。その順調に進み、14:30頃には無事終了しました。

並行して黒米の稲刈りもしていたのですが、その様子は別途。

(文責 K. Hiraiwa 2013/9/28)

2013年9月23日月曜日

稲刈(共同田) 


2013年9月21日(土)
タゲリ米の里観察会の一方で、共同田では、稲刈りが行われました。

このところ幾分涼しくなっていましたが、この日は暑かったです。
私は、午後からの参加でした。午前中には稲刈りチームの努力で、稲刈りがすっかり終了しており、稲架(はざかけ;天日干し)を一部残すのみとなっていました。

 
 
 
 
遠くから魚を捕りに来ていた子供たちに、どうしてここまで来たのか尋ねると、子供たちの情報でここまで(西久保田んぼ)くれば、魚が捕れると聞いてわざわざここまで来たとのこと。うれしいですね。
 
稲刈りに参加された皆さん、大変にお疲れさまでした。
 
 
text&photo by M.Hirata
 

タゲリ米の里観察会


2013年9月21日(土)
タゲリ米の里観察会が日本野鳥の会神奈川支部と合同で開催されました。総勢25名でした。

気持ちの良い秋晴れでスタートしました。

 
 
コサギ、アオサギ、コガモ、コチドリ、などが観察されました。

三翠会の水生生物調査チームがポンプ場前で待っていて、投網を披露しました。
 
投網の持ち方、投げ方、投網の中に魚が入る様子などを説明しました。
 
土佐流 投網
 
 
一回の投網で、多くの魚が入り、拍手喝采でした。
野鳥の観察会ですが、みなさん魚にも大いに関心があったようでした。オイカワ、ウグイ、モツゴ、ボラなどが捕れました。

 
 一行は、いよいよタゲリ米水田に入ってきました。彼岸花が綺麗に咲いてみなさんを迎えていますね。

鈴木代表が、水田のこと、この周辺に生えている植物の説明をしました。ヒルムシロ、クサネムなど。

水田には魚道が設置されていることを説明。
 
 

 
今回の観察会では、お子さんの参加もあり、昆虫や魚類にも関心が集まり、大いに盛り上がった観察会でした。
 
参加された皆さん、お疲れさまでした。楽しんでいただけましたでしょうか?
これからも、三翠会、タゲリ米、応援よろしくお願いします。
ありがとうございました。
 
text&photo by M.Hirata
 

台風一過?

2013年9月16日(月)
物凄い台風が去って、田んぼが気になりのぞいてきました。


一部で倒れているところはありましたが、三翠会の共同田は殆ど倒れず、全体の印象としては何とか持ちこたえたなぁという印象で、一安心でした。

text&photo by M.Hirata

タゲリ米の里観察会 下見

2013年9月14日(土)
タゲリ米の里観察会(2013年9月21日開催)の下見を行いました。
 
集合時は雨が降り出し下見は中止にせざるを得ないのか心配しましたが、もうすぐ雨雲は茅ヶ崎上空を過ぎていくとの情報で、20分ほど待って無事に晴れ、出発しました。


渡りの途中のコムクドリや、随分と早いコガモなどを観察することができました。


田んぼでは、鬱蒼と茂った雑草を刈っていただいたチーム、水生生物調査チームと合流し、観察会を迎えられる環境であることを確認しました。


text&photo by M.Hirata